FDE Service — Forward Deployed Engineer

AIを入れたい。でも、
社内に進められる人がいない。

FDE(Forward Deployed Engineer)は、お客様の現場に入り込んで一緒に作るエンジニアのことです。提案書を出して終わりにせず、業務を分解し、AIを組み込み、動かし、社内に技術を残すところまでを担当します。

Situation

多くの会社が、ここで止まっています

社員が個人でAIを触ってはいる。でも会社の業務としては、まだ何も変わっていない。——珍しい話ではありません。

  • 16.3%

    残り 83.7% は、会社としては導入できていない

    会社として導入できている中小企業

    6割を超える会社が「使うかどうかは個人の判断に任せる」状態にとどまっています。

    商工中金「中小企業の生成AIの利用にかかる調査」2026年3月公表(n=3,666)

  • 18.5 pt

    • 大企業 46.5%

    • 中小企業 32.4%

    • 小規模企業 28.0%

    大企業と小規模企業の活用率の差

    大企業 46.5% に対し、小規模企業は 28.0%。規模による差がそのまま開いています。

    帝国データバンク「生成AIに関する企業の動向調査」2026年5月公表(n=10,312)

  • 83.3 %

    • 事例の情報が足りない 83.3%

    • ベンダー選定の情報が足りない 79.8%

    「活用事例の情報が足りない」

    成功事例や活用事例の情報が十分に入手できている、に当てはまらないと答えた割合です。

    中小企業基盤整備機構「中小企業のAI等の利活用に係る実態調査」2026年3月公表(n=1,668)

※ 上記はいずれも第三者機関による調査結果の引用であり、当社の実績ではありません。

Why stuck

なぜ、社内だけだと進まないのか

  1. 01 始める前

    35.6%

    具体的な活用場面が分からない

    AIが何かに使えることは分かる。ただ、自分の会社のどの業務に効くのかが見えない。ここで話が止まります。

  2. 02 検討中

    32.0%

    導入を推進する人材がいない

    旗を振れる人が社内にいない。本業を持っている人が片手間で進めることになり、優先度が下がっていきます。

  3. 03 導入後

    12.0%

    業務プロセスに組み込めず、定着しない

    入れたものの使われない。ツールを配ったかどうかではなく、業務の手順に載ったかどうかで結果が決まります。

分かれ目は「使いどころが見えているか」

すでに活用できている会社と、そうでない会社を比べたとき、最も差が開いていたのは「具体的な活用場面が不明」でした。調査元も「ユースケースを十分に知ることができていないことが導入を妨げている可能性」と結論づけています。

「具体的な活用場面が不明」と答えた割合

  • すでに活用できている会社

    21.5%

  • そうでない会社

    42.0%

GAP 20.5pt

商工中金「中小企業の生成AIの利用にかかる調査」2026年3月公表(n=3,666)

For

こんな方に向いています

  • 01

    自社のAX化を検討している経営者の方

    AIで何かできそうだとは思うが、何から手をつけるべきか分からない。社内に相談できる人もいない。——そこから始めて構いません。まず業務を一緒に見るところからです。

  • 02

    社内にAI人材を育てたい方

    外注に頼り続けるのではなく、自分たちで回せるようになりたい。伴走のなかで、担当の方が自分で触れる状態を目指します。

  • 03

    AIを集客にフル活用したい方

    記事も広告もSNSも、手が足りずに止まっている。人が考えるべきところと、AIに任せられるところを切り分けて、回る形にします。

  • 04

    Claude Code の環境をつくりたい方

    開発にAIを本格的に入れたいが、環境構築と運用ルールのところで止まっている。当社が自社開発で使っている形を、そのままお渡しします。

AX(AI Transformation)とは、既存の業務にAIを足すことではなく、 AIを前提に業務そのものを組み替えることを指します。政府の「人工知能基本計画」 (令和7年12月23日 閣議決定)でも、AIを基軸とした組織経営改革として言及されています。

What is FDE

FDE という頼み方

FDE(Forward Deployed Engineer)は、米 Palantir Technologies が制度化した職種です。もとは軍事用語の forward deployment(前線配置)から来ていて、「後方の本社ではなく、前線=お客様の現場にエンジニアを置く」という意味を持っています。

Palantir は上場時の届出書に「最も重要な課題は、シリコンバレーの快適さの中では解けない。顧客と直接働くことでしか解けない」と書きました。同社はこの役割を「1つの機能を多くの顧客へ」ではなく「1人の顧客に、あらゆる手段を」と定義しています。いまは OpenAI や Anthropic も同じ職種を置き、2026年には実装支援そのものを担う会社を別に立ち上げています。

AIの導入がうまくいかない理由の多くは、技術ではなく距離にあります。現場を知らない人が仕様を書き、現場は何ができるか分からないまま要望を出す。その往復のあいだに、実際に効くはずだったものが抜け落ちていきます。

間に人を挟まず、作る人が現場に入る。それがFDEです。

3つの頼み方の違い

頼み方 やること 終わったあとに残るもの
コンサルティング 何をすべきかを整理し、提案する 資料と方針
受託開発 決まった仕様どおりに作る 納品物(仕様は自社で決める必要がある)
FDE 何を作るかを一緒に決め、作り、現場で動かす 動く仕組みと、それを扱える社内の人

どれが優れているという話ではなく、向き不向きです。やることが既に決まっているなら受託開発が速く、経営判断の整理が要るならコンサルが適しています。FDEが向くのは「やりたいことはあるが、何を作ればいいかがまだ決まっていない」段階です。

Service

できること

First 90 days

最初の3か月

全社を一度に変えようとすると、たいてい止まります。1つの業務から始めて、動くところまで見届けてから次に進みます。

  1. Month 01

    1件目に着手する

    業務を一緒に洗い出し、いちばん手をつけやすいものを1つ選びます。その場で作り、実際の業務で使ってみるところまで。

  2. Month 02

    使われる形にする

    使ってみて出た不具合や使いにくさを直します。誰が・どの手順で使うかを決めて、業務の流れに載せます。2件目に着手します。

  3. Month 03

    社内で回る土台をつくる

    3件目を積み上げつつ、担当の方が自分で手を入れられる状態にします。運用ルールと使い方ガイドをここで残します。

※ 対象業務の性質やデータの状態によって進み方は変わります。件数や期間をお約束するものではありません。

Why us

なぜボイスに頼むのか

01

自社の業務が、すでにAIで回っている

自社プロダクトの業務AIエージェント WorkPilot を全社で毎日使っています。資料づくりも、調査も、原稿も、AIを前提にした流れに組み替えました。社内で動いている自動化の数は、正直なところ数え切れていません。必要になるたびに増やしているためです。人に勧める前に、自分たちで先にやっています。

02

主要なAIを全部使って比べている

Claude・ChatGPT・Gemini・Kimi を並行して実務に投入し、得手不得手を把握しています。特定のベンダーに寄っていないので、その業務に向いたものを選べます。

03

現場の言葉で話せる

わたしたちの顧客は、農家であり、水産の加工場であり、飲食店であり、地域の中小企業です。専門用語を並べずに話すことを、もともとの事業で鍛えられています。

04

訪問できる距離にいる

佐賀と福岡に拠点があります。オンラインで完結する部分は無理に足を運びませんが、現場を見ないと分からない仕事のときは伺います。

Flow

進め方

  1. 01

    ご相談

    どこから手をつけるかを決める

    「この作業に時間がかかっている」という話で構いません。要件が固まっている必要はありません。

  2. 02

    業務の棚卸し

    やることと、やらないことを分ける

    実際の業務を見せていただきます。AIに任せる範囲と、あえて人に残す範囲をここで決めます。

  3. 03

    小さく試す

    効くかどうかを実物で確かめる

    ひとつの業務から小さく作って、実際に使ってみます。ここで効果が見えなければ、広げずに方針を変えます。

  4. 04

    現場で回す

    業務の手順に載せる

    本番の業務に組み込みます。使いながら出てくる不具合や使いにくさを、その場で直していきます。

  5. 05

    社内へ引き渡す

    自分たちで回せる状態にする

    担当の方が自分で扱える状態にして手を離れます。ここまでがFDEの仕事です。

Fit

向いている会社と、そうでない会社

お互いの時間を無駄にしないために、先に書いておきます。

FDEが向いています

  • やりたいことはあるが、何を作ればいいかが決まっていない
  • 外注し続けるのではなく、最終的には社内で回したい
  • 経営者または決裁できる方が、直接会話に入れる
  • 実際の業務とデータを見せていただける
  • まず1つの業務から始めることに納得いただける

他の頼み方のほうが適しています

  • 作るものの仕様が既に固まっている(受託開発のほうが速く、安く済みます)
  • 経営判断の整理や全社戦略の策定が主目的(コンサルティングが適しています)
  • 短期間で大きな削減効果を確約してほしい(お約束できません)
  • 実際の業務やデータを一切見せられない事情がある

Facts

実績とたしかな根拠

  • 01

    自社プロダクト WorkPilot

    中小企業向けの業務AIエージェントを自社で開発し、workpilot.space で外部提供しています。

  • 02

    自社業務のAI化

    資料作成・調査・原稿執筆など、社内の実務をAI前提に組み替えて日常運用しています。業務ごとの自動化を必要に応じて積み増しており、いまも増え続けています。

  • 03

    主要な生成AIを横断して運用

    Claude・ChatGPT・Gemini・Kimi を並行して実務で使い、向き不向きを把握したうえで使い分けています。

  • 04

    J-Startup KYUSHU 採択企業(2024年)

    経済産業省九州経済産業局による J-Startup KYUSHU に採択されています。

Tools

使い分けているAI

Claude
長い資料の読み込みと、コードを書かせる仕事に。日本語の文章も安定しており、当社の開発と原稿づくりの主力です。
ChatGPT
用途の幅が広く、周辺のツールも豊富。画像や音声を含む雑多な作業の受け皿として使っています。
Gemini
Google のサービスとの相性がよく、長い文脈をまとめて扱わせたい場面で使います。
Kimi
長文の処理に強く、費用を抑えたい定型作業に向いています。量をこなす処理の受け持ちです。

※ ここに挙げたのは当社の実務における使い分けであり、モデルの優劣を示すものではありません。業務の性質とご予算に合わせて選定します。ご希望のAIがあればそれに合わせます。

Cost

費用について

10 万円 /月〜 (税別)

ひとつの業務から始める場合の目安です。

  • 対象業務の範囲で決まります

    扱う業務の数、既存システムとつなぐ必要があるか、社内のどこまでを担当するか。この3つで変わります。上記は下限の目安で、正式な金額はお話を伺ったうえで個別にお見積りします。

  • まず1業務から始められます

    全社を対象にする前に、ひとつの業務に絞って小さく始める形をご相談いただけます。効果が見えてから広げるほうが、結果として無駄がありません。

  • 補助金が使えるかも一緒に確認します

    AI・デジタル関連の補助金は制度ごとに対象経費と要件が細かく異なります。ご相談の段階で、いまの計画がどの制度に当てはまり得るかを一緒に整理します。

※ 補助金は制度・年度・申請時期・事業者の登録状況によって対象可否が変わります。当社が補助対象になることや、採択・交付を保証するものではありません。申請手続きそのものは、必要に応じて認定経営革新等支援機関などをご紹介します。

FAQ

よくあるご質問

  • FDEという言葉を初めて聞きました。要するに何をしてくれるのですか。
    AIに詳しいエンジニアが、御社の業務のなかに入って一緒に進める形だとお考えください。「この業務をAIでどうにかしたい」という段階からご一緒し、何を作るかを決め、実際に作って、現場で動くところまで見届けます。
  • 何から相談すればいいか分かりません。
    「この作業に時間がかかっている」「人手が足りない」という話からで大丈夫です。むしろ要件が固まる前にご相談いただいたほうが、使われないものを作らずに済みます。
  • 社員にAIの知識がありません。大丈夫でしょうか。
    前提にしていません。知識がある会社ばかりなら、この仕事は要らないためです。担当の方と一緒に手を動かしながら進めます。
  • 期間と費用はどのくらいですか。
    ひとつの業務から始める場合で、月額10万円(税別)からです。扱う業務の数や、既存システムとつなぐ必要があるかによって変わるため、正式な金額はお話を伺ったうえで個別にお見積りします。期間は、まず3か月ほどを一区切りとしてお考えいただくことが多いです。
  • 補助金は使えますか。
    制度・年度・事業内容によって対象可否が変わるため、一律には申し上げられません。ご相談の段階で、いまお考えの内容がどの制度に当てはまり得るかを一緒に整理します。なお、申請手続きの代行費用そのものは、多くの制度で補助の対象外とされています。
  • 佐賀・福岡から離れていますが対応できますか。
    オンラインを中心に進められます。必要な場面では訪問しますので、まずはご相談ください。
  • 社内の情報をAIに渡すのが不安です。
    何を渡し、何を渡さないかを決めるところから一緒に考えます。扱う範囲を先に線引きしてから進めるので、なし崩しに社外へ出ることはありません。
  • 途中でやめることはできますか。
    できます。効果が見えないまま続けていただく理由がないためです。逆に、こちらから「この方向は無理があります」とお伝えすることもあります。
  • 作ったものは自社のものになりますか。
    御社の業務のために作ったものは御社にお渡しします。あわせて、担当の方が自分で手を入れられる状態にしてから引き渡すことを前提にしています。

Contact

まず、いまの困りごとを
聞かせてください。

ご相談では、いまのAIの使い方を伺ったうえで、
最初に手をつける業務を1つ、その場で一緒に決めます。
要件が固まっていなくて構いません。