FoodStock Vision
FoodStock(フードストック)は拡大していく冷凍食品の可能性を再定義し、新しい冷凍食品の市場を創造していきます。
Our two big goals
この2つの大きな目標を掲げ、これからの冷凍食品市場の拡大を牽引し、日本の食品市場を盛り上げることを目標とします。
これを我々は「
2020年初頭に急激に拡大した新型コロナウイルス感染症により、日本のみならず世界中の経済が停滞したのは記憶に新しいことです。
誰もが先の見えない状況に不安を抱え、世界各国は行動制限という規制をかけ、外出を控えるように促されました。
飲食店など、食品業界受けた影響は過去に前例がなく、新型コロナウイルスが収束した後も同じようには客足は戻らないとも言われています。
「非対面」「テイクアウト」が推進され、これを期に急速に普及したのが飲食店の「宅配サービス」と、「冷凍自動販売機」です。
私たちは「冷凍自動販売機」のマーケットの可能性を知るべく、テストマーケティングをおこない、想像以上の手応えを感じ、その結果「冷凍食品」分野に参入することを決意いたしました。
冷凍食品は常温の食品と比べて圧倒的に保存期間が伸び、食のグローバル化が可能になります。
さらに、「フードロスにも繋がる」「冷凍技術のレベルアップ」などがあげられ、電子レンジで解凍してもお店と同じような品質で食することができるようになったことも、市場拡大の一つの要因として考えられます。
冷凍自販機を設置している方の話を聞けば、「13時に自販機に補充してから30分で売り切れた」、「自販機1台で月間300万円の売上」という想定以上の需要がすでに存在している箇所も多く存在し、コンビニやスーパーマーケットなども冷凍食品の販売スペースもこれまでより拡大するところも出始めていたり、冷凍食品の価値を再認識され始めています。
冷凍自販機は「非対面」「テイクアウト」に加え、「無人営業」「24時間営業」と新しい食品の販売チャネルとして急速に普及し、冷凍食品を製造する業者もどんどん増えている状況です。
約230万台もの飲料自販機が全国に設置されており、冷食の自販機は未だ数千台とまだ0.1%ほどの状況です。 現在のコロナ禍の影響に加えて、少子高齢社会、核家族化、様々な要因が合わさり、冷凍食品は日本の食の新しいインフラとなるとわたし達は考えます。
そこの可能性をいち早く見出し、FoodStock構想を立ち上げました。
冷凍食品市場はまだ黎明期と言えます。
現在、冷凍自販機の可能性に注目し、飲料自販機のように様々な箇所に設置して事業利益を狙う業者は少なくなく、数千台の冷凍自販機台数が今後、数万台、数十万台まで増えていくポテンシャルがあります。
集合住宅やベットタウン、高齢者が多い場所、近くに商業施設が無いエリアなど、設置されれば便利になる場所も企業様が意識され始めており、イノベーター理論でいうと、「イノベーター」から「アーリーアダプター」レベルに移行するのも時間がかからないと想定されます。
設置される場所が増えて来る中で、発生する共通の問題があります。
それが、冷凍食品の仕入れ問題です。
様々な商品を仕入れて「飽きさせず」「楽しめる」レパートリーや、そのエリアに合う商品というものが必ず存在するため、事業者は様々な種類の商品を用意する必要があります。
2022年現在、各製造者毎に自販機を設置して自社商品を販売しているケースがほとんどで、冷凍自販機対応の商品を簡単には仕入れることが出来ない状況なのと、そのようなプラットフォーム自体が存在していませんでした。
それら問題をFoodStockが解決するため、日本で初めてとなる冷凍自販機対応商品を取り揃えたショッピングモールをローンチいたしました。
並行して、FoodStockは冷凍食品を製造する飲食店や食品製造業者の販売チャネルとしても活用することが可能になります。
これからは飲食店が独自メニューを冷凍食品にする時代が到来します。
その販売チャネルとしてFoodStockに掲載することで、全国の自動販売機事業社や、冷凍食品取扱店舗に対し簡単に卸すことが出来るようになるため、冷凍食品製造者の売上サポートにも繋がります。
将来的に、冷凍自販機が数十万台普及したとして、自販機のみでも毎日膨大な冷凍食品が消費される時がくるでしょう。
そのときに、安定した商品数を供給できるために、FoodStockは拡大に尽力し続けます。
FoodStockには飲食店や食品製造企業から多くの製造段階での相談があります。
現在、冷凍食品を製造する場合には、様々な障壁が存在します。
急速冷凍設備の導入、冷凍食品を保管するためのストッカー設備、それに必要なスペースの確保。
これからの設備をしっかりと整えるためには最低でも数百万円から数千万円の費用を要したり、都市部になるとスペースの確保も物理的に難しいケースも少なくありません。
さらにコロナ禍で売上にダメージを抱えているため、設備投資は現実的に厳しいところが相当数あります。
FoodStockはそれらの問題・課題を解決へと導きます。
FoodStockの一事業としておこなうのが、FrozenBASE(フローズンベース)です。
これまで必要だった各店舗での設備の保有から、みんなで共同で使用できる環境を提供することで、冷凍食品の製造コストは大幅に低くなり、さらに「誰でも」「いつでも」「簡単に」「大量に」冷凍食品を製造することが可能になるような環境構築が実現できるようになります。
これまで設備導入コストだけでも数百万以上の設備投資と、電気代などのランニングコストが必要だった時代を大きくブレークスルーさせ、FoodStockは冷凍食品の製造コストを1回あたり数千円まで下げることを目標としています。
現在、日本国内の冷蔵冷凍庫の設備の使用状況が平均値で97%超と、ひっ迫していると言われており、設備の老朽化も問題視されています。
※一般社団法人日本冷蔵倉庫協会資料より(営業冷蔵倉庫の課題、取り組みと要望・政策提言について)
さらには、世界情勢が不安定な状況の中、食糧危機が起こる危険性も高まってきており、食品の保存がこれからの時代は必須となります。
同じように、製造した冷凍食品の在庫を保管するために必要な冷凍ストッカーも「誰でも」「簡単に」「必要な分だけ」を使えるようにする環境は必ず必要になると考え、同じようにシェアリング化させる仕組みを構築することで、上記のような問題解決にも繋がると考えます。
そのような環境を可能にするのが鮮度保持技術を保有する企業、DENBAが保有するコンテナです。
DENBA空間内で保管することにより、鮮度を維持させがら長期保存できるようになるため、これからの社会で必要と言われている問題解決にも繋がると考えます。
全世界で問題とされているフードロス問題や、SDGsなど、環境を維持するために、企業努力が必要とされる時代で、DENBAコンテナを利用する意義に繋がり、事業面、環境面の2方向をしっかりと組み合わせながら事業展開をしてまいります。
2050年、日本の人口は1億人を切り、生産年齢人口は5000万人ほどとも言われています。
悲観的な事が多く目につく現在、それでもわたし達は止まることなく、前に進んで行かなければなりません。 これまでよりも大きいチャレンジが必要な時代だとも言えるでしょう。
FoodStockは先述したように2つの大きなビジョンを達成を目標としており、わたし達が思い描くような世界へとなった際には、素晴らしい日本の冷凍食品マーケットが創造されていると信じています。
近い将来、FoodStockの文字が日本の至る所で目につくような世界を作ることが我々の最終目的地点です。
さらに、日本の食は世界中でも世界最高峰と言われており、わたし達も日本食の可能性は無限大だと感じています。
食品の冷凍化をすることで、日本の食がさらに世界展開へと繋がっていくことは間違いありません。
近い未来には、わたし達が住む地域の飲食店のメニューが、地球の裏側で大人気になっていたり、さらには、わたし達のお母さんの得意料理が至るところで販売される時代がやってくるかもしれません。
毎日食べる食事、当たり前に食べているメニュー。 その可能性を最大限に広げていき、食に関わるみんなが笑える時代にする。
そのようなワクワクする世界をFoodStockは創造してまいります。