はじめに
冷凍自販機市場の夜明け
2020年初頭に急激に拡大した新型コロナウイルス感染症により、日本のみならず世界中の経済が停滞したのは記憶に新しいことです。
コロナ禍による「非対面」「テイクアウト」が推進され、巣ごもり需要の増加を期に急速に普及したのが飲食店の「宅配サービス」と、「冷凍自動販売機」です。
私たちは「冷凍自動販売機」のマーケットの可能性を知り、今回は皆さんに冷凍自販機を知っていただくためにサンデン・リテールシステム 株式会社製【ど冷えもん】 と富士電機社製【FROZEN STATION(フローズンステーション)】の2強を比べてみました
先行企業
サンデン・リテールシステム社
- 2021年販売開始。WBS(ワールドビジネスサテライト) がっちりマンデーなどのメディアに多数出演!1年間で約2000台程設置。キャッチーなネーミングで知名度No1のパイオニア!
後発企業
富士電機社
- 2022年2月販売開始。自販機メーカーの技術を生かし耐久性や商品数など自社の強さを生かした製品開発を進め猛追している老舗の自販機製造メーカー!
なぜ安価ではない冷凍自販機が
爆売れしているのでしょうか?
-
- 1位
- 飲食業界の新たな販売経路として(コロナ禍での売り上げ激減の為)
- 2位
- 非対面・24時間販売・人件費削減
- 3位
- 冷凍食品がおいしくできる環境ができた
弊社にも毎日のようにお問い合わせをいただいている状況です。
調査報告 していきます!
冷凍自販機の登場から2年ほどで約10000台以上設置されています!
現在冷凍自販機を購入されている方は飲食店・食品加工メーカーが9割!飲料自販機が約230万台という事を考えると普及率は0.3%とごくわずかです。今後増加に伴い設置が想定されるのはマンション、アパート、ベットタウン、ビジネスホテル、など様々な場所に設置が予測されます。そこでど冷えもんとFROZENSTATIONを導入する際の判断基準をこのサイトで徹底的に比較していきたいと思います。
共通するセールスポイント
セールスポイント01
新しい販路の拡大
店先に設置する事で売上UP
24時間稼働
店舗の営業時間外でも
販売可能に!
非対面営業
人手をかけずに
販売可能に!
人件費ゼロ
人と接触せずに
販売可能に!
24時間稼働し営業時間外での売上が見込める上、
人件費もかからず非対面での販売可能
お客様の声
営業時間外でも売れる⁉
大手外食チェーン店
コロナ禍の中で時短営業が行われた2021年。売上が伸び悩む中で導入したところ、売上の2割が営業閉店後にあがるまでになったとのこと。
※流通誌「激流」2022年4月号より抜粋。国際商業出版
調査報告
飲食業界の新たな販売戦略として注目されていることが分かります。
最近テレビをつけても冷凍食品ブームなのがよく分かります。大手飲食店、スーパーマーケット、コンビニチェーンなど全ての小売業者が揃って冷凍食品に強化をしていく方針を取っており、更に市場拡大が進んでいくと考えられます。冷凍自販機も同様に足並みをそろえて設置台数が増えていくことが容易に想定できます。
セールスポイント02
遠隔での管理に対応
クラウド管理で効率UP
在庫状況
売上管理
在庫切れ
アラーム
故障通知
インターネット接続で、いつでもどこでも売上状況が確認可能。
必要な時に補充や、対応することが可能です。
セールスポイント03
キャッシュレス決済
商品購入方法は現金・
キャッシュレス決済にて対応
当たり前になったキャッシュレス決済。
冷凍自販機も対応することで、機会損失を防ぎます。
※電子マネーQR決済は別途オプションの申し込みが必要です。
ポイントのまとめ
コロナ禍で時短営業等で飲食業界に多大な影響が出ました。飲食店・食料加工品メーカーの新たな販促ツールとして冷凍自販機は注目を浴びています。
私たちFoodStockチームも冷凍食品を販売するとともに、冷凍食品マーケットを拡大にフォーカスしており、必要な機器や製品を販売しております。
その中でもダントツに問い合わせ吸うが多いのはこの冷凍自販機です。食品を冷凍にすることで、保存の長期化が可能となり、廃棄ロスが削減されるなどの他のメリットも多く存在しています。いつしか、ローカルの飲食店のニッチなメニューも全国の至る所で食べられる時代がくるかもしれません。
冷凍自販機の売上状況について
北海道 食肉加工会社
工場近くにど冷えもんを2台設置
食肉をトリミングした際に出る品質は変わらないが販売できない肉を通常より安価な値段で販売。売上は事業主様も驚きの月600万円。
某県 エビフライ販売会社
購入し揚げて食べないといけない絶品エビフライが連日売り切れの爆売れ中。年間売上は2000万円~2500万にも上るという。
冷凍自販機もクラウドで管理する時代になり商品搬入の効率化、売上・在庫管理・故障通知なども遠隔にて常にPC、タブレット、スマホで管理されています。
電子マネー・QR決済なども対応可能ですのでより購入が簡単になります。
「ど冷えもん」「FROZEN STATION」2大巨頭について
2つの冷凍自販機の比較調査
比較ポイント01
サイズの違い
両製品で少々サイズの違いがございます。
ど冷えもんの方が横幅は約13cmほどスリム
FROZEN STATIONは重量50kg重い
【参考】一般的な飲料自販機のサイズ
調査報告
自販機のサイズは13cmほどの大きく、大型タイプのサイズになる。最近は小型自販機も増えており、設置場所によってはFROZEN STATION(フローズンステーション)が設置できないリスクもあるため、事前に設置場所の確認が必要となる。
比較ポイント02
ストック商品数の違い
ストックできる商品数・種類に違いがあります
箱サイズ | 対応自販機 | 商品点数 | 商品事例 |
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サイズ大 ツインストッカー |
5種類 /10商品ずつ 計50個 |
ラーメン具あり 弁当類 |
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サイズ大 スパイラルピッチ |
7種類 /9商品ずつ 計63個 |
ラーメン具あり 弁当類 |
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サイズ中 スパイラルピッチ |
7種類 /10商品ずつ 計70個 |
ラーメン具なし 惣菜 / デザート等 |
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サイズ小 シングルストッカー |
10種類/10商品ずつ 計100個 |
デザート 惣菜 |
調査報告
製造される食品にあったフードパックサイズを選択し自販機を選ぶ必要があります
比較ポイント03
費用感の違い
製品価格/電気代はどのくらい違う?
サンデン・リテールシステム社
製品代金(税抜)
超特価キャンペーン
1,300,000 円
お問い合わせください
〜 1,800,000 円1ヶ月の電気代
約7,000-9,000円
購入方法
買取 / リース
富士電機社
製品代金(税抜)
超特価キャンペーン
1,300,000 円
お問い合わせください
〜 1,600,000 円1ヶ月の電気代
約5,000円前後
電気代お得!
購入方法
買取 / リース
※製品代は販売店によって異なります。
※電気代は季節や設置場所により電気料金は変わってきます
調査報告
金額面ではFROZEN STATION(フローズンステーション2)の方がお得
金額の面では富士電機のFROZEN STATION(フローズンステーション)が少し分があるようです。ただ、取り扱いの商品サイズではFROZEN STATION(フローズンステーション)には入らない可能性もあるので、しっかりと計画した上で、どちらかを選択する必要があります。
比較ポイントまとめ
いかがでしたでしょうか。
業界のパイオニアとして知名度バツグンの「ど冷えもん」と、2022年2月に満を持して発売された富士電機の「FROZEN STATION(フローズンステーション)」の2つの製品を比較してまいりました。
両製品ともに製品品質はとても良く、冷凍自販機という性能自体には遜色はありません。
販売者の目的を明確にしたうえで、どちらかを選択していただくことをオススメいたします。
選ぶポイント
商品サイズで選ぶなら
販売商品数で選ぶなら
お安くしたい場合は
冷凍自動販売機購入時のポイント
冷凍自販機は高価な買い物です。FROZEN STATION(フローズンステーション)が発売されるまではど冷えもんの一択でしたが、今は店舗に合う製品を選ぶことが可能となりました。まだわからない所があるかと思いますが、下記の項目を検討時に参考にしていただければと存じます。
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導入予定の製品の仕様確認
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設置場所の確認
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電源の確認
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販売する製品のサイズを確認
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IC決済が必要かどうか
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遠隔管理は必要かどうか
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自販機のオリジナルデザインは必要か
企業情報
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サンデン・リテールシステム株式会社 |
会社名 | 富士電機株式会社 |
東京都墨田区錦糸1-2-4アルカウエスト8F |
所在地 | 東京都品川区大崎1ー11ー2 |
2019年7月29日 |