メディア記事

2022年06月15日 article

冷凍食品市場の課題について

トレンドの変化などにより、ここ数年、冷食業界に新規参入する企業が増えています。
企業にとって、冷食製造に新規参入するメリットには何があるのでしょうか。

これからも堅調をキープすると見られている冷食業界ですが、いくつかの課題も指摘されています。
冷食産業全体が今後抱える課題について見ていきましょう。

コストの上昇

冷食産業全体が目下直面している課題といえば、コストの上昇です。
冷凍食品の販売コストは大きく、生産コストと物流コストに分けることができます。

生産コストはさらに、

  • 原材料費
  • 人件費
  • 光熱費

などの要素に分けられ、特に企業にとっては人件費の削減が大きな課題となります。
そのうえ、現在はコロナウイルス感染拡大と世界情勢の不安定な影響で物流コストが増大しており、人件費と合わせて大きな負担になっています。

内需の減少

さらに、長期的な課題としては、国内需要の減少があります。

巣ごもり需要などの追い風もあり、短期的にはまだまだ需要の拡大が見込めると言われている冷食業界。
しかしながら、日本全体で見ると依然として少子高齢化社会が続いており、2040年には65歳の高齢者人口がピークを迎えると分析されていることからも、ニーズが先細りしていくのは明らかです。

国内だけで見ると市場規模の縮小は避けられませんが、ニチレイなど大手企業は2010年以降から北欧やアジアへの進出を活発化させており、長期的な外需の掘り起こしに力を注いでいます。

企業と消費者のニーズをつなぐ「FoodStock」

国内外のニーズの変化の中で、冷食産業に携わる企業はそれぞれに新たな販促の形を模索しています。

「FoodStock」は、冷食をより安全に届けたい企業と手軽に手に入れたい消費者を結ぶ、新たな形のサービスです。

「FoodStock」では冷食をより低コストで消費者に届けたい企業の商品をストックし、流通させ、一括して販売するシステムを整えています。

良質な冷食を提供することで消費者の潜在ニーズを取り込むことができる

ここまで見てきたように、各企業は消費者のニーズを敏感に取り込むことで冷食産業全体を進化させてきました。
言い換えれば、それは「ニーズを正確に汲み取れない企業は市場から取り残される」ということでもあります。

たとえば、個食が進んでいる現在のトレンドに反応できず、ひと昔前の大容量の冷食ばかりをリリースしていても、消費者の心はどんどん離れていってしまうでしょう。
それは、企業にとっても大きな損失ですよね。

もちろん、変わらないニーズもあります。

調理がラクで本格的な味わいがたのしめる冷凍食品を提供することにより、消費者の潜在ニーズに訴求することができます。

また昨今では『健康ブーム』もあり、健康志向の冷凍食品が支持される傾向にあります。

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